国交省と静岡県が『静岡市 巴川水系における浸水対策』を行うと発表しました!

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国交省と静岡県が『静岡市 巴川水系における浸水対策』を行うと発表しました!

こんにちは!

ツナグ不動産事務所の松永です。

2023年3月31日 国交省と静岡県が「巴川水系 浸水対策重点地域緊急事業を行う」ことを発表しました。

2022年9月の台風15号により、床上浸水3,533戸、床下浸水1,288戸の甚大な浸水被害が発生しました。

自宅が浸水してしまった方もいらっしゃると思います。

自宅被害の復旧工事も終わったけど、河川がそのままではまた同じような被害が起こってしまいます。

仕事柄浸水被害についてお話しを聞く機会がありますが、「あそこは昔から浸かっちゃうんだよね。」という言葉を耳にしました。

昔から変わっていないのは良くないですよね。

市民の力ではどうしようもないことは、やっぱり国や県、市でガツンとやって頂かないと安心して生活できないです。

早期の対策

国交省と静岡県の発表では、早期の対策として令和5年度から令和9年にかけて防災・安全対策事業を行うとしています。

少し内容をご紹介します。

  • 全体事業費:約97億円
  • 期間:令和5年から令和9年
  • 内容:麻機遊水地の早期完成・巴川の堆積土砂撤去、護岸整備の着手・雨水貯留浸透施設などの整備
  • 効果として、令和4年9月の台風15号時の洪水と同規模の洪水に対して、河川からの氾濫による床上浸水被害について約2割軽減を目指す。

としています。

静岡県発表:https://www.pref.shizuoka.jp/machizukuri/kasensabo/river/1003556/1042421.html

国交省発表:https://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo05_hh_000164.html

今後気象も変化していくと思います。

少しでも早く工事が完了し、被害が軽減してくれれば思います。

是非ともいい税金の使い方をして頂き、住みやすい街にしてもらえるように願っています(^.^)

経過を静岡土木事務所 河川改良課に聞いてみました2024.9月5日

2024年8月26日から9月2日にかけて台風10号の影響により静岡市、焼津市などに浸水被害が出ました。
2022年台風15号の時よりは、被害が少なかったことが良かったですが、
浸水被害に遭われた方は、片づけなど本当に大変なことだし、浸水しないまでも危険が迫っていたお宅では不安であったことが容易に想像がつきます。

そこで、「巴川の工事はどうなっているのか?」と疑問に思い、思い切って静岡県に聞いてみました。

担当が「静岡土木事務所 河川改良課」との事で、電話で、工事の状況と状況の公開についてお話しを聞いてみました。

まずは、工事の状況ですが、
国の「浸水対策重点地域緊急事業」としては、巴川の河口から2kmにおいて河床の掘削工事を進めています。ただ、橋が架かっている場所では掘削作業が出来ない為、高くなってしまっているとの事です。
また、この「浸水対策重点地域緊急事業」とは別に、「静岡県の事業」として以前から河川対策を行っており、橋梁の架け替え工事などを進めているが、民地との兼ね合いもあり、周知から承諾、許可を得るまでにも時間が必要となるので長期的に進めているとの事でした。

そして、工事状況の公開についてですが、静岡県HP内「ともえランド」に治水対策協議会が行われた資料を掲載していますとの事でした。

お話しを聞いてみて、まだ時間がかかるけど着実に前に進めているという感じを受けました。

静岡県HP「ともえランド」http://doboku.pref.shizuoka.jp/desaki2/shizuoka/tomoegawa/

ともえランド → ニュース&トピックス → 第15回巴川流域総合治水対策協議会を開催しました(最新情報です)

ぜひ、国・県・市が一丸となって浸水被害の軽減を行ってもらいたいです!

自分達にできることは?

では、自分達に出来る事はないかと思い、ネット検索で発見しました!

それは、「雨水貯留タンクの設置」することで、少しでも浸水から町を守ろう!というものです。

しかも、
静岡市では、補助金を出してくれるそうです!(R6年度、下水道区域)
大きさによりますが、上限6万円。設置費の2/3まで補助金が出る
そうです。
貯留した雨水は、お庭の花や木の水やりに使えますし、もしもの災害時にはトイレ用水にも使えます!
購入、設置前に申請が必要になります。
受付締め切り予定は令和6年12月6日(金曜日)もしくは予算終了時です。ご注意ください。

詳しくは、静岡市HP→ https://www.city.shizuoka.lg.jp/s6487/s001084.html

気候変動のしわざなのか、ここ数年の雨の降り方は今までと変わってきている気がします。
静岡県には大きな川がいくつもありますし、側溝やマンホールから水があふれる内水氾濫などを考えればいつどこで大雨による災害がおこるかわかりません。どこに住んでも防災対策が必要となってきます。

最悪、被害にあいそうな時は、大雨に関するの情報を収集したり、いつでも避難できる準備をしておくことが大切になってきます!避難場所の確認、水や食料の確保など事前にできる対策をしておきましょう。

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この記事を書いた人

宅建取引士・猫飼い歴17年

お家探し協力いたします\(^o^)/

外観からは想像できない中身があります!
楽しいですよ。お家探し!
いいも悪いも、見に行くことをお勧めします!

ちなみに、築40年以上の昭和の家に住んでいます。

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