草薙の大鳥居撤去

静岡市の不動産会社、ツナグ不動産事務所社長が草薙の大鳥居について書いたブログの挿絵です。

草薙の大鳥居が撤去されました。
老朽化に伴い危険だと地域の人から要望があったようです。
僕はわりと近くに住んでいて、ここ数年は正月になるとこの大鳥居の先の草薙神社に初詣に参拝しています。
草薙神社の力は強大です。

子供を3人授かることができたし
家族全員が健康でいられるし
起業してからこの5年間倒産することなく仕事をやってこられました。
仕事が順調なのはおそらく神様のおかげです。
わりと神頼みで生きてる僕としては
今までのルーティンを崩すことはしたくないので、草薙神社には一生参拝に行くつもりでいます。

そんなある日、衝撃的なニュースが飛び込んできました。

「草薙の大鳥居撤去!!」

「しかも所有者が不明で撤去費用が1100万円」

神頼みで生きているくせに下世話な僕は
大鳥居の撤去を寂しいと思う感情よりも先に、
解体費に1100万円もかかるというのと、
大鳥居が草薙神社のものじゃないということに驚きました。

建立が44年前だというので、その時建てた人が20代や30代、40代だったら今もご存命のはずだから近所の人に聞けばいいのに。
静岡市が一生懸命聞き込みをすればきっと地元の名士が建てたか、地元のみんなでお金を出し合って建てて草薙神社に奉納したとかってことが分かるんじゃないでしょうか。
経緯を知ってる人が一人もいないなんてミステリーすぎます。
静岡市は建てた人が見つかったら1100万円を請求するそうですが、
当時は善意でやったものでしょうから、解体費用1100万円を建てた人に請求するのは酷な話です。

それにしても、これからうちの家族や会社は大丈夫なのでしょうか。
大鳥居を撤去したことによる草薙神社パワーが減るのではないか。
しかし草薙神社の鳥居では無いのだから関係ないのか。
今まで目印にしていた大鳥居がなくなったら草薙神社にたどり着くことが出来るのか。
亀山歯科にも定期検診に行けなくなってしまうのではないか。
様々な思いが頭の中でぐるぐる駆け巡ります。
そうは言っても、もう撤去されて無いのだから仕方ありません。

昨日、この場所を通ったら、元大鳥居の根元に赤いカラーコーンがあったのでしばらくはこの赤いカラーコーンを目印に草薙神社に行くとします。

僕は今42歳。
たとえこれから44年経って86歳になったとしても
所有者不明の大鳥居が1100万円かけて撤去されたことを
後世に語り継いでいこうと思います。

そして不動産を持っている皆様は
必ず登記してくださいね。
登記しないでいると将来誰のものだか分からなくなってしまいますよ!

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この記事を書いた人

ツナグ不動産事務所社長。
宅建取引士・不動産コンサルティングマスター
不動産の仕事をしているとガツガツした性格だと思われがちですが全くそんなことはありません。
どちらかというと自己主張は苦手なタイプです。
こんな性格ですので、ガンガン営業するというよりも正しい情報や役に立つことをお伝えすることを心がけています。
押したり急かしたりすることは絶対にありませんし出来ません。
何か不動産のことで相談したいことがありましたらお気軽にご連絡ください。

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