申告制ですが、色々な補助金があります！

申告制ですが、色々な補助金があります！

こんにちは！ツナグ不動産事務所の松永です。

2000万円のお家を買った場合、＋200万円の諸費用がかかり、その他、引っ越し費用や家具・家電などお金がかかりますよね。

そこで、良いお知らせです！現在、国や市からいろいろな補助金・助成金があるので是非活用しましょう！

お金を使ってもらいたい政府はもちろんですが、今や人口減に悩む市も補助金を出してどうにか人口が増えるように頑張っているようです。せっかくなので、もらえるものはもらっときましょう！

ただし、申告制ですので気をつけてくださいね。

住宅ローン減税

まずは、国が出している補助金から紹介します。

住宅ローン減税　　最大４００万円　　

住宅ローンを組んでいる方は、必ず申告しましょう。
毎年の住宅ローンの残高の１％を10年間、所得税から控除し、所得税で控除しきれない分は、住民票からも一部控除。支払っている所得税等を控除する仕組み。収入が低いほどその効果が小さくなります。

ポイント

• 自ら居住すること
• 床面積が50m²以上であること
• 中古住宅の場合、耐震性能を有していること
• 借入期間や年収についても要件あり
• 最初の年は、確定申告で申告　　　　　

中古住宅の場合、耐震性能を満たしていることを確認する必要があり、次のいずれかに適合することが要件となります。

「既存住宅売買瑕疵保険」とは、特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律に基づき国土交通大臣から指定を受けた住宅専門の保険会社（保険法人）が引き受ける保険であり、中古住宅についての欠陥を保証する保険です。

住宅ローン減税を受けるその他の要件として、借入金の償還期間が10年以上であること・合計所得金額が3000万円以下であること（3000万円を超える年は住宅ローン控除が利用できない）・増改築等の場合、工事費が100万円以上であることがあります。

築26年以上のマンションを購入した場合、住宅ローン減税を利用するには、「瑕疵保険証明書」か「耐震基準適合証明書」か「既存住宅性能評価書」をとる必要があります。

準備してもらうようにしましょう。証明書を取る金額ですが、瑕疵保険証明書で、およそ10万円を見ておくと良いと思います。10万円を支払っても、最大400万円戻るのでやって損はないと思います。
申告は、会社員などの給与所得者の場合、最初の年は確定申告で、２年目以降は年末調整でこの特別控除の適用を受けることができます。

詳しくは国税庁ＨＰ　住宅ローン減税　　　 住宅ローンがある方は必ず利用しましょう！

すまい給付金

すまい給付金　　　　最大50万円　

消費税率引上げによる住宅取得者の負担をかなりの程度緩和するための制度　購入したお家に消費税がかかっている場合にもらえます。

ポイント

・売主さんが宅建業者
・自ら居住すること
・現金取得者は、年齢が50才以上の方が対象
・売買時等の検査実施が確認できる書類（瑕疵保険証明書や既存住宅性能評価書になります。）
・平成26年4月から令和3年12月まで実施
・専用の申請書類あり

築26年以上のマンションで、売主が宅建業者・住宅ローンを組んだ場合、瑕疵保険に10万円で加入すると、住宅ローン減税とすまい給付金で合わせて最大450万円還元されます！

詳しくは 国土交通省ＨＰ　住まい給付金

売主さんが個人、又は50才未満で現金で購入する方は、対象外となります。

各市からの補助金　　2019.10月現在のものです

他の市や町でも補助金を出している所があると思いますので、ご自分のお住まいになる市役所へ一度お問合せしてみるのもいいかもですね。補助金は、枠がなくなった時点で終了なので手続きはお早めに！