居住用に家や土地を購入する時、周辺環境も気になりますよね?
環境は変えられない。だからこそ事前にしっかりとチェックをしたい。
マイホームの住み心地を左右するのは建物だけじゃなく、交通、教育機関、どんな地域なのかも大きな要素ですよね?!
住み始めてから気づいても遅い、、、なんて困ります
後悔のないように調べる
近くに倉庫があって夜になると大型車が頻繁に出入りする、、、
なんてことが、昼間だけじゃ気がつかないこともあります。
近くにある建物が、倉庫だったり工場だったりした場合、車の出入りや工場からの確認なども調べておきたい項目の一つです。
これは、私事になりますが、引越しして生活するようになってから気がついたのが、筋向かいがジェットスキー屋さんで、修理を閉店してから始めるらしいエンジンの調整?のビィーン、ビィーン、と言う音が結構頻繁で気になる、そしてその隣にある倉庫があって、そこに大型車が夜中に出入りする音がよく聞こえてくる、、、
って事に昼間見に行った時にはわからなかったんです、、、住んでから気がつきました。
結局どちらも慣れてしまったので住み替えるほどではありませんでしたが、そうとわかって住むのと、知らずに住むのとでは気持ちが違ってくるし、こんな事ならここに決めなかった、、、なんて後悔しても後の祭りです。
昼と夜、平日と休日でがらりと雰囲気の変わるエリアは少なくないと思います。
交通量なども変化することが多いし、できれば、曜日や時間帯を変えて、何度か周辺を歩いてみるようにしたらベストだと思います。
あとは、家族の生活時間を考えて、実際の行動に合わせた時間帯でシミュレーションしてみることができるといいですね!
仕事が夜勤のある仕事で昼間眠りたいとすると、昼間も静かな環境がいいかもしれませんし、帰りが遅く、一人徒歩で帰るなんて場合はあまり寂しい地域だと帰りが毎回心細いし。
生活シーンや将来についても想定してチェックしたいですね!
利便性のチェックポイント
実際にそこに住むことになったとき、普段の買い物はしやすいか、いざというときの病院の場所はどの辺りにあるのか、家族の生活シーンを思い描きながら、必要な環境をチェック。子どもが学校に行くときは……など、想定される将来像も頭に置いて確認しておきたいので、ちょっと書き出してみました。
◆買い物施設:営業時間や品揃え、価格、近くにコンビニがあるかどうか
◆病院:普段通いやすい病院は近くにあるか、万が一のときの大規模な病院はどのくらいの距離にあるか
◆公共機関:役所や銀行・ATM、郵便局などは近くにあるか
交通環境のチェックポイント
◆最寄駅:駅やバス停、利用できる交通機関は。始発・終電の時間など
◆交通量:通勤道路の渋滞などはあるか。家の前の道路の交通量はどうか
子育て環境のチェックポイント
◆保育施設:保育所や、自治体のオープンスペースなどは利用しやすい場所にあるか
◆教育関連施設:学校までの距離やその道程に問題はないか。塾や習い事など通うのに不便がないか
◆公園など:歩いて行ける距離に公園はあるか。子どもが遊んでも安全そうか
◆同年代の子ども:近所に同年代の子どもや、同世代のファミリーはどのくらいいるか
地域環境のチェックポイント
◆周辺環境:南側に空き地や駐車場がある場合、何か建設される計画はないか、建物が建つ場合、どれくらいの高さになるのか
◆住環境に影響を与えそうな施設:工場や倉庫、夜遅くまで営業する飲食店、娯楽施設など、住環境に影響を与えそうな施設がないか
◆治安状況:周りを歩いてみて、安全面の不安はないか。警察のホームページなどで、犯罪発生状況などを確認してみても
◆騒音やにおい:外に出たときに、特に気になる大きな音や、鼻につくにおいがないか。最寄りのゴミ収集場所もチェックしましょう
◆近隣コミュニティ:共用のゴミ置き場や自治会の掲示板などの様子を見ておく
◆エリアの雰囲気:周りを歩いてみて、街の雰囲気をチェック
自然災害にも備えましょう
◆ハザードマップの確認:浸水想定図(ハザードマップ)を確認する事もおすすめします!
市役所の「防災課」や「危機管理室」などといった部署で、過去の浸水履歴の状況についての詳しい記録を確認、浸水の深さの目安や収容避難所の位置、災害時の連絡先一覧、避難するときの注意点などの記載事項確認。地震災害については、被害想定を調べて具体的に大地震のときにどのくらいの揺れがあるかを想定した「震度分布図」を確認する。(防災に強い地域を目指し、自治体が作成していて、想定震度によって色分けしてある図です)
『いい環境』というのは、その方、そのご家族のライフスタイルによって異なってきますので、「ここはいい環境ですよー」なんて不動産業者に言われても、是非ご自身で確認してください。
調べるというのは、慣れない作業であり時間も必要となりますが、ご自身の足で情報を収集することにより、物件の特徴をより深く掌握することができ、情報を多く得れば得るほど、新しいマイホームで楽しく安心して生活する事ができると思うんです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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