住宅ローン相談する前に知っておきたいことは?

ツナグ不動産事務所、花村社長の似顔絵



こんにちは。ツナグ不動産事務所の花村です。
皆さんは住宅ローン審査に不安はありませんか? 不安がある人ほど誰かに相談しにくいですよね・・・。

今回はそんな人のために、住宅ローン審査で5つの重要ポイントをお伝えしたいと思います。

目次

住宅ローン審査 5つの重要ポイント

1.個人信用情報に傷がないか
2.年収から試算して月々の返済に無理がないか
3.現在どのような借入があるか
4.勤続年数はどれくらいか
5.健康かどうか

まずは1番から順を追ってご説明いたします。

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1. 個人信用情報に傷がないか

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世間で言う「ブラックリストに載っていないか」をチェックするんですね。

銀行などは、あなたが以前にクレジットカードや自動車ローン等の借入の返済に遅延や滞納、未納がないかを必ず「信用情報機関」でチェックします。
例えば、あなたに初対面の人が3,000万円貸して欲しいと言ってきたとして、その人に滞納の履歴があったら信用できないですよね。

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だからと言って、すぐに貸しませんとはならないのでご安心ください。
仮に遅れがあったとしても、頻度や悪質性などを綜合的に判断するので、1度や2度の返済の遅れが審査の命取りにはなりません。
また、その履歴は5年程度で消えると言われていますので、悪質な遅れも5年以上前のことであれば消えているかもしれませんね。

但し、未納のまま現在まできてしまっていたらそれは何とも言えません。
気をつけてもらいたいのが、携帯電話の支払いです。
うっかり口座からの引き落としができなかったなど、ちょっとした不注意で信用情報機関に登録され住宅ローンが借りれなかった…なんて事もあります。

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嘘はほぼばれてしまうので、借入や遅れがあるのに”ない”と言うのはやめましょう。
事前に不動産会社や銀行の担当者にお伝えするのが賢明ですよ。

2.年収から試算して月々の返済に無理がないか

金融機関は、年収に応じて返済比率(年収における1年間の返済額(元本+利息)の比率)を、30~40%が上限だとしているケースが多いです。
返済比率は金融機関によって異なりますが、フラット35で公表している返済比率は下記のとおりです。

年収400万円未満の返済比率:30%         年収400万円以上の返済比率:35%

例えば、

年収360万円の人    月々 90,000円が限度の返済額(360万円÷12ヶ月×30%=  90,000円)
年収480万円の人    月々140,000円が限度の返済額(480万円÷12ヶ月×35%=  140.000円)

これはあくまで借入限度額ですので、あなたにとって適正な返済金額とはまた別だと思っていただきたいのですが、金融機関はこのような試算を行っているというのを知ってください。
適正金額というのは人によって違います!

3.現在どのような借入れがあるか

2の続きみたいな感じですが、
仮に月々8万円借りられる枠がある人でも、自動車ローンの支払いが月々3万円あると、5万円までの借入れ枠しかなくなってしまいます。
と言うことは、例えば金利1.3% 35年ローンを組んだ場合、2,860万円借りれるところ1,680万円までしか借りれない事になります。
その差額は、1,180万円になります。大きいですね。

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もしも今、お家と車の両方買いたい場合は、住宅ローンを組んで余裕が出てきたら車のローンを組むのが賢明です。

4.勤続年数はどれくらいか

勤続年数は長ければ長いほど、お金を貸す金融機関は安心します。
短くても1年以上同じ会社で働いていれば、まあまあ大丈夫でしょう。
仮に1年に満たなくても、同業種やステップアップの転職と説明がつけば問題ないですし、フラット35だったら1年未満でも月々の給与明細を用意すれば審査はしてくれます。
それでも、勤続期間は長いに越したことはありません。

5.健康かどうか

住宅ローンを組む際、健康状態を問われるのは「団体信用生命保険」というものに加入することが多いからです。
団体信用生命保険というのは、住宅ローンを組んだ人が亡くなった時に支払いを免除するためのものです。
ローン契約者に万が一のことが起こっても、残された家族が住宅ローンの返済で経済的に困らないようにするための生命保険の一種です。

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最近では、様々な特約が付けられる団信もあります。特約を付加することによって、死亡や高度障害状態以外でも住宅ローンが免除になるタイプの保険です。
例えば、3大疾病特約。 悪性新生物(がん)・急性心筋梗塞・脳卒中にかかった場合、住宅ローン残高の全額が3大疾病保険金として支払われます。
3大疾病特約や 8大疾病特約に加入の場合は、金利の上乗せがあります。
基本的に団体信用生命保険の健康告知は、通常の生命保険よりも告知項目が少なく、比較的に加入しやすいと言えます。
しかしながら、病気の種類や症状、経過によっては、持病や既往症を持たれている方が団信に加入できないケースも見られます 。

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フラット35などは、団体信用生命保険に入らなくても良いところがあります。
健康面に不安がある人でも、しっかりとお仕事を続けていけそうであれば大丈夫です。

万一のことがあった場合、団体信用生命保険に加入していないと債務を返済する義務は残ります。
相続が発生した場合には、債務を相続した方に返済していただくことになり、ご家族に負担を残す可能性があります。
団体信用生命保険に加入しないご予定の方は、ご家族と十分にご検討ください。

金融機関によって審査に特徴があります!

以上の1から5で不安のあっても、まだダメだと決まったわけではありません。
それぞれの金融機関によって審査に特徴があります。なんなら、同じ銀行でも担当者によっても違ってきます。
そんなお話も出来ればと思います。

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もしこれからお家を買いたいけど、住宅ローンに不安があると言う方はお気軽にご連絡ください。



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この記事を書いた人

ツナグ不動産事務所社長。
宅建取引士・不動産コンサルティングマスター
不動産の仕事をしているとガツガツした性格だと思われがちですが全くそんなことはありません。
どちらかというと自己主張は苦手なタイプです。
こんな性格ですので、ガンガン営業するというよりも正しい情報や役に立つことをお伝えすることを心がけています。
押したり急かしたりすることは絶対にありませんし出来ません。
何か不動産のことで相談したいことがありましたらお気軽にご連絡ください。

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