事前審査は複数の金融機関で申し込める
こんにちは。 ツナグ不動産事務所の花村です。
不動産を購入する時にほとんどの人がお世話になるのが住宅ローンですよね。自分の気に入る不動産を探すのはもちろん大切ですが、住宅ローンを探すのもすごく大切なんです。たまたま口座を持っているからといって、○○銀行だけに相談しようというのはあまり得策ではありません。
えっ!いくつも住宅ローンの審査ができるの?
そうなんです!出来るんです!
ツナグ不動産事務所では、複数の住宅ローンの事前審査をおすすめします。
なぜなら、金融機関によって本当に条件が違うからです。
条件というのは、「借入金額」「金利」「保証料」「借入年数」「団体信用生命保険の内容」「繰上げ返済手数料」などです。
なぜ複数申し込んだ方がいいの?
では、ツナグ不動産事務所のお客様でぼくが手配した例をもとにお伝えします。
Xさんは45歳で自己資金を使わずに2500万円借りるという条件で3つの金融機関に申込をしました。ちなみにXさんは金融機関Aに給与口座を持っています。
各銀行からの条件が下記の通りです。
金融機関 | 金利 | 保証料 | 返済期間 |
A | 0.625% | 金利に0.2%上乗せ | 35年可能 |
B | 0.5% | 金利に0.2%上乗せ | 34年可能 |
C | 0.7% | なし | 31年可能 |
実際の返済金額
金融機関A:68,550円/月 総返済額:28,791,368円(35年) 28,341,539円(31年)
金融機関B:68,872円/月 総返済額:28,100,153円(34年) 27,817,787円(31年)
金融機関C:75,340円/月 総返済額:28,026,542円(31年)
こう見ると、月々の返済金額が1番少ないのは金融機関Aになります。
でも返済総額なども考慮すると、金融機関Bの条件が一番良さそうじゃないですか?
結局、Xさんがどの金融機関を選んだかというと・・・
金融機関Aでした!
というのも、金融機関Aは考えました。
Bより条件が悪いので、このままだと給与口座を持っているXさんという顧客を失うことになるということで、条件をBに合わせ金利0.5%にしてくれたのです!
Xさんは条件が同じなら、元々口座を持っている金融機関Aの方が使い勝手が良いと判断して、金融機関Aに決定しました。この時はすごく良い結果になりましたが、Xさんが金融機関Aの1つだけにしか審査を申込まなければ、最初に出てきた金利0.625%で返済総額が何十万円と余分に払っていたことになるのです。この結果だけを見ると、金融機関AとBだけ申込すればよいと思う人がいるかもしれませんが、お客様の属性によってCの条件が一番良いという場合もあるんです。
あなたにとって一番良い条件を出してくれる金融機関はどこなのかは、審査を申込んでみないと本当に分からないんです。
1つの金融機関しか申し込んでなかった場合
そして1番恐ろしいのは、1つの金融機関にしか申し込んでいないのに審査が通らなかった場合です。審査が通らなかった時は本当にショックを受けて傷つくお客様が多いです。
ショックを受けた後に「他の金融機関にも申し込みましょう!」とお伝えしても、これ以上傷つきたくないので申し込まないというお客様もいらっしゃいます。だからこそ同時に複数の金融機関に審査を申込むべきなんです。全部ダメな時でもショックは1回で済みます!そして、なによりお伝えしたいのは1つの金融機関だけは審査が通ったというお客様も本当に多いんです!ただ、複数の金融機関に審査を申込むのは手間と時間がかかるのも事実です。ですので、気に入った物件を探しながら金融機関巡りをするのも良いかもしれませんね。
静岡にお住まいのお客様は是非ツナグ不動産事務所にご相談ください。面倒な手続きをなるべく代行して複数の金融機関に住宅ローンの条件を提示していただくことが可能です。不動産探しと住宅ローンの事を一緒に相談しながらお話を進めていけますので安心していただけます。
もちろん相談だけでも大歓迎です!金融機関よりももっと気軽に相談できるのが魅力です!