高台と平地、どっちに住むのがいいのかな?
高台、平地、あなたはどっち派?
高台にある家に住もうと土地選びを考えている方は、メリットもデメリットも気になりますよね?
そこで、今回は高台にある家のメリット・デメリットを紹介したいと思います。
まずは高台に住むメリットから
静かで、景色が良く、日当たり良くて空気もきれい
当然ですが高い位置に立つ家には障害になる建物が少ないため、場所によっては海まで見下ろせるほどの最高の眺望が望める場所もあって
静岡市は富士山が見える高台がいくつかあります。
そして、夜景が見える場合もありますね!
私の知っている場所で言うと、静岡大学周辺は富士山も夜景も見られる場所があります!
また、清水区の有度山地区で東側なら富士山、夜景、海も見られる好立地なお家もあるんですよ!
ちなみに、下の富士山の写真は有度山東側からの富士山をスマホで撮ったものです。
そして、隣の敷地ともある程度距離があったり、ましてや低くなっている側は少し家の高さが高かったとしても遮られることは稀なので日当たりの良さは抜群です。
高台に住む人が一番住みたい理由として挙げるのはやはりコレに尽きると思います。
最近はサイクルスポーツがブームなので、趣味が自転車!って方なら高台に住むのはトレーニングにもなっていいんじゃないでしょうか?
そして、高台では騒音が少なく静かな生活が送れるのも利点です。
工場などは山側に作られることはほとんどなく、なおかつ住宅も密集している事も少ないため、車などの排気ガスの影響も少なく、自然豊かな場所も多く空気が綺麗で熱がこもりにくい。
一概にはそうではない場所もあるかも知れませんがそういった場所が多いです。
高台の分譲地では、開発時に地目を「第一種低層住宅専用地」に指定していることが多く、家を建てた後に隣に高層マンションが建つ不安もありません。
災害時、津波の心配がないですね!
ここからはデメリットも考えてみましょう
東日本大震災の津波の被害は日本中を恐怖に陥れました。
そして改めて津波被害の大きさを感じさせられました。
高台の地域ではそういった心配はありません。
国土交通省で日本列島のハザードマップを見ることができます。
国土交通省ハザードマップ←確認してみてください。
視線を気にすることなく採風が取れる
これも日当たりと同様ですが風を遮るものが無いので非常に涼しく過ごすことが出来ます。
住宅街で一階にリビングがある間取りの家は、ほぼ100%窓に視線を遮るような対策をしています。
カーテンならまだしも完全にシャッターを締め切っている家も意外と多いのです。
でもそれは本来の落ち着く空間の定義とはかけ離れた対策になっていますよね。
その点、高台に建つ家は外部からの視線が気になる事はほぼありません。
出来る事なら人工的な涼しさに頼らず、自然の風に揺られた風鈴を眺めながら涼しく過ごしたいですよね。
日向ぼっこしながらそよ風を感じる〜、なんていうのは至福の時間ですよね?!
その高低差によりますが、例えば1000m(1km)登る毎に気温は約6.5℃下がります。
ってこんなに高いところに土地を探す方は少ないと思いますが、300mの高低差があったとしたら、ざっくり2℃くらい違うかもしれません。(300mって60階建てぐらいの高さです)
ここからはデメリットも考えてみましょう
自動車がないと大変
言わずと知れたデメリットはなんと言ってもこれです!
これで高台の購入をあきらめる方も多いのではないでしょうか?
車の生活をしている場合はそんなに気にならなかもしれませんが、車を使わない方がご家族にいたら大変だと思います。
特にご高齢だと、、、
余談ですが、私も以前、高台に住んだことがありましたが、学生で自転車通学でしたので部活でしごかれた日は、立ち漕ぎでも無理な時は、途中から引いて家まで帰りました。
年齢的には体力はあったので頑張れましたが、おじいちゃんおばあちゃんには辛いと思います。
その家に住む全員のうち誰かが我慢を強いられる事になるのでは快適な家とは言えませんよね?
今は電動アシスト付き自転車が普及していますが、自転車に乗る生活を当たり前に思うと雨や雪の日は危なくて乗れないですし、徒歩で坂を上がり下りで買い物の荷物が重かったりするとホント大変ですよね?!
と言いながらちょっと電動自転車ってどんなのがあるのか検索してみました!
少し話が逸れますが、リンクを貼っておきましたのでよかったらご覧ください(^ ^)
ちょっといいな!と思ったのは折りたたみの電動アシスト自転車やロードバイクタイプのものがあって、とってもワクワクして見ちゃいました♪
こちらのサイトです⇨電動アシスト付き自転車
交通の便が悪いことが多い
地域によるので一概には言えません、もし購入をお考えの場合は交通の便も調べてみたほうがいいですね
例外もあると思いますが、こう言った地域には近くに鉄道の路線が走っていないことがほとんどで、バスも本数が少なかったりする場合があります。
幹線道路も坂道に作ったりはしないので近くにはありません。
鉄道路線や幹線道路が無いと言う事は次のデメリットにも直結します。
そして、平地へのアクセスルートが少ないことが多いです。
多くの高台では下山ルートが限られており、横への幹線道路が少ないため、どこに行くのでも、一度山を降りなければなりません。
幹線道路へ出る道が少ないと通勤時に車が渋滞する可能性もあります。
利便性も気になりますよね?!高台に大きなスーパーがあるという地域は少ないように思います。
水圧が弱いかも
多く高台に共通していると思いますが、水圧が弱くなることが有るようです。
これは一戸建てで2階部分にお風呂がある家でも良く言われている事です。
今は技術も進歩しているのでよほどじゃなければ気になるほどでもないとは思いますが、、、
ちょっとその辺りも気になるので購入の前に確認したいことの一つかもしれません。
もし電気で水を高台に上げている場合は、水道の基本料金が高く設定されている地域もあるそうです。
住む前に水道料金や水圧についてもチェックした方が良さそうですね!
災害の心配
高台の宅地造成では、山を削って作られたものと、谷を埋めて作られたものがあり、山の斜面の高台では、土砂崩れへの注意が必要です。
山間部の谷を埋めて作った低地では、地盤がゆるくて災害に弱く、大雨の時には鉄砲水や液状化などの被害がでます。
高台の家を買う場合は、役所で災害時にどのような警報が出ているか、ハザードマップを確認した方がいいです!
デメリットは確かに厳しいと感じる部分が大きいですが、高台に住むメリットもやはり何にも代えがたい良さがあるのも分かる気がします、はい。