団信の加入が心配な方へ
金利の低い今
住宅ローンを借りたいけど健康上の理由で、団信(生命保険)の加入が心配で、
お家を購入することを悩んでいる方へ
ひとつ言えることは「心配になっているより、 とにかく複数の銀行の団信審査をやってみよう!」
という事です。
住宅ローン審査は通っても、団信(生命保険)の審査が…
先日、こんな経験をしました。
住宅ローン審査は問題なく通ったんですが、お客様には持病がありました。
住宅ローン審査は大丈夫でも、団信(生命保険)の審査が通らなければ銀行では融資がおりません。
ひとつ大きな壁となっていますね。
状況としては、毎日お薬は飲んでいますが、その病気が原因で高度障害や命にかかわる心配は特にない病気です。
ただ、団信の告知審査の中にある「3か月以内の投薬」「入院の有無・期間」などで引っかかるかも…と思い、
3つの銀行に団信審査を依頼しました。
1社は、従来の団信。 2社は「ワイド団信」で審査に出しました。
「ワイド団信」とは、
従来の団信(団体信用生命保険)よりも引き受け条件が緩和された団信のことです。
例えば、高血圧症・糖尿病・うつ病などで今まで加入できなかった方も、加入できる場合があります。
ただし+0.2%、+0.3%など金利上乗せになる場合が多いです。
そして取り扱っている銀行が限られています。
団信審査の結果は
1週間ほどで結果が出たのですが、「ワイド団信」は2社共 ダメでした。
少し金利が高くなるけど「ワイド団信」に加入ができれば、もしもの時にも安心だと思っていましたが、
2社ともダメだったので「ん~。団信に入らなくてもいいフラット35でいくしかないかな…」と方向転換を考えていました。
※フラット35は、団体信用生命に加入しなくてもよいが、万が一の時はどうにか支払ってね。
相続した人に残金の支払い請求がいきますよって事になります。
別に借入金額相当額の民間の生命保険に
入っておくなどしておいたほうが安心ですね。
最後に、残り1社「従来の団信」の結果がきました。
「審査がとおりました」と!
その銀行の担当者が保険に詳しい方で、この場合はこのように記入してなど、
細かく対応して頂きました。
その結果、「従来の団信」で告知内容もきちんと記入した上で加入でき、
住宅ローンの金利も上がらず、お客様の希望の物件が購入できました。
本当に良かったです!
私は、てっきり「ワイド団信」の方が審査に通りやすく住宅ローンも借入ができるなっと、思い込んでいました。
今回の教訓は、
借りれないんじゃないかと心配している前に、とにかくやってみよう!
あと、担当者次第で通らない案件が通ったりその逆もしかり、あるようですね。