新築住宅or中古住宅 かかる費用、実はこんなにあります!
こんにちは。ツナグ不動産事務所の松永です。
新築住宅と中古住宅、どちらにしようか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
新築住宅のメリットですが、なんといっても「新しい」ですよね。性能やセキュリティーも充実しています。
しかし、家を買うには何といっても予算があります。今回は費用・お金の点で、新築住宅と中古住宅を見てみます。
新築住宅=土地代 +本体工事費 + 別途工事費 + 諸費用
新築住宅の価格を調べると、「30坪 本体価格 1200万円」などと出ています。
某ハウスメーカーさんに聞いてみたら、別途工事と諸費用で「プラス1000万円位」かかりますと言われました(・・;)
他に3社ほど聞きましたが、やはり700万~1000万円を考えて下さいという答えでした。
えっ!何?諸費用1000万って… 簡単に言わないで。
そこで本体工事の他の費用って何がそんなにかかるのか調べてみました。
本体工事
仮設工事から基礎工事・木工事など構造や仕上げ工事などの建築工事費用です。
ざっくり建物(四角い箱)だけの金額のことです。
別途工事費 総費用の15%~20%
例えば、本体工事2000万の場合 別途工事費500万位を目安に考えて下さい。
設計料・電気工事・ガス工事・給排水工事、地盤調査費、現場管理費、仮設の水道や電気、トイレ、産廃処分費などが含まれています。
本管引き込みなど、見積りに含まれていないケースもありますので、事前に調査をしておきましょう。
諸費用 敷地の条件などの不確定要素の項目やお客様の要望などが諸費用になります。
- 解体工事費
- 地盤補強工事費
- 外構工事費
- 上下水道本管引込み工事費…本管の位置(道路境界線の寄り寸法・深さ)や道路舗装の仕様によって工事費も変わるため、別途扱いとなる場合が多いです。
- 照明器具費…住宅メーカー等では、各居室などの照明器具は含まれていないところもある。
- 空調設備工事費…エアコン機器及び取り付け工事費は別途工事扱い
- カーテン等内装関係…カーテン及びカーテンレールやブラインドなどは基本的に別途工事扱いです。
- その他TVアンテナ工事費・地中内埋設物撤去・道路後退による側溝整備工事・小運搬費用などが考えられます。
たしかに諸費用は、その土地によって金額が大きく変わるものだと分かります。分かるんですが、分かりにくいから、全部コミコミでいくらにしてもらいたいものですが、そうすると、誰かが割高になって誰かが割安になる。公平にする為に、細かく金額が分かれているという事なんですね。
例えば、予算3000万とした場合、
本体工事費1200万+諸費用1000万で、2200万円。残り800万が土地に使える費用となります。
中古住宅の場合
インターネットで不動産サイトを見ていたら、価格3000万円以下で、
中古住宅 築6年、38坪の大きさ、無垢の木の感じが素敵なお家 しかも、立地は角地で日当たりも良い、駐車場が3台 と出ていました。
新築住宅で建てた場合、建物だけで3000万位したんだろうなというお家です。
中古住宅の場合の諸費用は住宅ローンを使わない場合なら、移転登記費用・仲介料位ですのでこの場合130万位になります。
なんだか新築住宅よりお得感があります。
築浅の住宅でも、一度人が入居してしまうと価値が下がってしまいますので、売る方としてはがっかりですが、時として買う方は良い買い物ができるのではないでしょうか。自分の希望の地域・間取り・周辺環境などが合えば、お得ですよね(^_^)
築年数の経っているものも、大きなリノベーションをしなくても水回りやクロスを新しくするだけで快適に暮らせるものもたくさんあります。実際、国交省の調査では中古住宅を購入した人の47%約半分の方が購入後リフォームしています。
色々見て、自分の思いに近い物件を楽しんで探してください!
ツナグ不動産事務所では、他の不動産屋さんの物件でもいいなと思うものがありましたら、いくつかまとめてご案内いたします。
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