土地の購入を考えていて、良い土地をなるべく安く買いたい!
または、今の自分の家の土地の価値ってどれぐらいなのかな?
なんて思うことありませんか?
そんな気持ちの方にお役に立つ記事を書きたいと思います!
土地を購入するとしたら良い土地をなるべく安く買いたい!
自分の土地を売るとしたらなるべく高く売りたい!
そう思いますよね?
そうは言っても相場があります。この相場が大体でもわかれば実際に買う時、売る時に役に立つと思うんです。
土地の相場を知りたい
自分でも土地の価値を把握できる調べ方や知識を養っておくことで自分の判断の元で土地を選ぶことができます。
土地の価値を知って選ぶには相場を知ることがポイントです。
土地の相場を知れば、希望しているエリアや広さ、条件などが揃った土地を予算内で購入できるかがわかります。
自分で判断できる情報を知っておけば、土地の購入に損をしないばかりか、無理のない購入ができます。
土地の人気の度合いによって価格は違います。
人気のある土地の特性には公共施設、区役所や図書館、特に小学校や中学校、ショッピングモール、病院など生活の利便性の高い建物が周辺にあった場合や、他にも日当たりの良い土地や高低差のない土地など、土地自体の形が整形地など、、、
また、駅から近い、道路が広い、土地の方位なども土地の価格が高くなりやすい要素なんです。
方位については一日中日当たりを望める南向きが最も人気があって、北向きは人気がなく価格が安くなっている傾向があります。
また、角地はどの方角からも価値は高くなり、その中でも南側に面している角地は価格が高くなっています。(角地は建蔽率の緩和があったりします)
流通量は土地の価格を左右し、ほとんど売却されないエリアの土地ははっきりとした土地相場がわからないことが多いです。
- 実勢価格
- 公示地価/基準地価
- 相続税評価額
- 固定資産税評価額
4つの異なる価格から土地相場を判断することができますので、下記にて調べ方をお伝えします。
いずれもリンクを貼っておきますね!
実勢価値
実勢価格は「不動産取引価格情報検索」で調べられます。
こちらは国土交通省が不動産取引を実際に行った人を対象にアンケート結果をデータベース化したサイトで実際に売買された価格情報(実勢価格)が閲覧できます。
対象エリアが全国、対象物件は土地、一戸建て、マンション、農地などがあります。
公示価格
公的価格である公示価格を「地価公示・都道府県地価調査」で調べられます。
公示価格とは国土交通省が年に1回公表している土地価格です。
ここに掲載されている土地は標準的とされる土地を選び1平方メートル当たりの価格で公表されています。
公示価格は価格判定の根拠を鑑定評価書などで詳細に確認できるようになっていて、市場取引でも参考にされる価格です。
そのため公的指標として信頼できる価格となっています。
路線価
「財産評価基準書・路線価図・評価倍率表」は路線価を調べることができます。
路線価とは公的価格の一つで、道路が面する宅地1㎡あたりの価格のことを指します。
路線価は土地にかかる相続税や贈与税を計算する時に使用します。
公示価格の80%程度の評価であることを利用し、逆算して土地の現在価格を知るために利用することもできます。
しかし土地の時価ではないので注意しましょう。
固定資産税評価額
固定資産税評価額とは固定資産税の評価額(所有権登記している人に対して課税される)のことです。
通常は固定資産税の明細書は所有者しか入手できませんが、土地の価格を知るために固定資産税評価額を利用して土地価格を算出することができます。
土地の時価の約70%が固定資産税評価額の目安と考え、固定資産税評価額÷0.7で算出することができます。
固定資産税の納税通知書を手元に用意して「課税明細書」と書かれたページを見つけてください。
課税明細書のフォーマットは自治体によって違いますが、「価格」または「評価額」と書かれた欄に、固定資産税評価額が記載されています。
固定資産税評価額は公示価格の7割程度が基準となっており、実勢価格は公示価格の1.1倍程度になることが多いといわれています。ここから逆算すると、以下の式で実勢価格の目安を算出することができます。
実勢価格(目安)=固定資産税評価額÷0.7×1.1
下のサイトでは、公的な土地評価情報がご覧いただけます。参考にしてください。
まとめ
実際の土地の価格が提示されていなくても、余程土地条件が違っていなかったり、エリアが離れていなかったりすれば、似たような価格で売買されていると言うことになります。
このようにして調べても、同じ土地は2つとありませんし、あくまでも目安なので参考にしてください。
土地の価値の調べ方はいろいろあります、ここにあげた全部のサイトで調べなくても一か所だけでも調べてみるのもいいと思います。
まずは希望しているエリアの土地相場を知ることが大切だと思うんです。
自分で価格を調べ、大体の目安がわかったところでプロに相談する。
と言った流れで行くと、売りたい場合でも買いたい場合でもスムーズに話すことができて時短にもなります。
もっと詳しく知りたい。
いろいろ相談したい。
そう思われた方は遠慮せずお電話、またはメールで問い合わせください。