不動産業の仕事内容を解説します。
皆さんが住んでいる家やオフィスビル、テーマパークなど、不動産会社は、身の回りの土地や建物に関わる様々な仕事を手がけています。
『不動産会社』皆さんは不動産会社って賃貸も販売も管理も全てやっているのが『不動産会社』と言うイメージはありませんか？
不動産会社について業務内容の解説をしたいと思います。
不動産業の仕事を大きく分けて3つに分類できます。
- 建物を「開発する」
- 建物を「流通させる」
- 建物を「管理する」
分かりやすく置き換えると、建物を「開発」して、それを消費者に「販売または賃貸」して、消費者に渡った後の建物を「管理」するという流れになります。
不動産を開発する「デベロッパー」「ハウスメーカー」
造成から建設 不動産開発会社
デベロッパーの主な収益源は、主に建築した建物の販売や、施設利用に伴うテナント料です。
建設そのものを手がける会社は「ゼネコン」と呼ばれますが、ゼネコンとデベロッパーは異なる仕事です。
平たくいうと、仕入れた土地をどう開発するか企画するのがデベロッパーで、その指示の下、実際の建設を取りまとめて行うのがゼネコンになります。
一方で、ハウスメーカーは主に「戸建住宅」をメインで取り扱っており、個人に住宅を売ることを目的とした不動産会社です。
デベロッパーが、企画をメイン業務として、それ以外の業務は外部の会社に発注していたのに対して、ハウスメーカーは、住宅の企画から設計・施工まで全て自社で実施しています。
そのため、デベロッパーにはない設計や建築を手がける「技術職」があるのも特徴です。
代表的な不動産デベロッパー
- 三井不動産
- 三菱地所
- 住友不動産
- 東急不動産
- 野村不動産
など
代表的なハウスメーカー
- 住友林業
- 積水ハウス
- 大和ハウス
- 旭化成ホームズ
など
不動産を流通させる「住宅・マンション販売会社」「不動産仲介会社」
家や土地を売る 不動産販売会社
販売会社は、デベロッパーやハウスメーカーが建てた物件の宣伝や販売を行う不動産会社です。
広告を見て問い合わせをしてきた方へ物件を案内したり、住宅展示を開催して展示場に来た方への営業活動を行います。
中には、デベロッパーやハウスメーカー自身が法人や個人に販売するケースもあります。
売主から販売を完全に委託されている販売代理会社では、手数料は売主側にしか発生せず、買主側が手数料をかけずに不動産を購入することができます。
お客さんとお客さんをマッチングさせる 「不動産仲介会社」
一方、仲介会社の場合には、売主・買主双方から仲介手数料をもらう仕組みになっています。
販売代理会社と仲介会社の主な違いは手数料の発生です。
一般的に不動産売買や賃貸が行われる際、売主や買主は不動産会社に対して仲介手数料を支払うことになります。
また、不動産の賃貸は、主に仲介会社が手がけています。
皆さんの中にも家を借りる際に町の不動産屋を訪れたことがあるのではないでしょうか。
仲介会社には、全国に店舗を展開している大手の会社から、個人で行なっている小規模会社まで規模は様々です。
ちなみに、当社は小ぢんまりした会社ですが地域密着型で物件の扱いやお客様への対応を丁寧にしたいと考えていて、『質』を大切にしているのでお客様に急かすような対応はしていません^_^
不動産オーナー（大家さん）が持つ物件の管理を行うのが不動産管理会社です。
運営建物や設備のメンテナス・入居者対応・空室時の集客・清掃など、不動産の管理は煩雑な業務が多く発生します。
オーナーが全ての管理業務を行うのは大変労力がかかることです。
そこで、不動産管理会社がオーナーに代わって、これらの管理業務を手がけています。
改めて確認してみるとひとくちに不動産業、と言っても内容が分かれていることが整理できましたね！
それぞれの不動産会社で得意不得意がある。みたいな事なんです。
当社は賃貸物件は扱っていません、その為、貸家の情報は一般の皆さんとそんなに変わらないかもしれません。
もちろん、業界の横の繋がりや情報公開前に知り得ることがありますが、売買に尽力しているので自ずと得意分野となります。
最後まで読んでくださりありがとうございました(^ ^
不動産売買のことで何かの不安、疑問などありましたら遠慮なく相談してください。
