老後の住まい、、、考えてありますか?

老後、住む場所をどうするか?考えてありますか?

老後の住まいを考える、老夫婦のイメージ画像です

老後に豊かな生活を送るには、ライフスタイルに合わせて住まいを選ぶ必要があります。
でも、、、住まいを選ぶ際には多くの選択肢があって、どのスタイルが自分に合っているのか?

目次

老後の住居環境の種類

・持ち家 または 賃貸
・マンション または 戸建て
・都市部 または 郊外

それぞれのメリットとデメリットを理解して自分に合っている住まいを選択したいですね!

老後の住まいは持ち家か賃貸か考えるイメージ画像です

老後の住まいは持ち家? 賃貸?

老後の住まいを選ぶときに、まず検討しておきたいのが「持ち家と賃貸のどちらを選ぶか」です。
持ち家と賃貸の選択は、老後資金やライフスタイルに大きな影響を与えます。

ここでは、老後における持ち家と賃貸それぞれのメリット・デメリットについて確認してみましょう!

持ち家のメリットとデメリット

◆持ち家を選ぶメリット
 住居費の負担が少ない
 内装や間取りの変更が自由にできる

持ち家の場合、住宅ローンを完済していれば老後の住居費負担は小さくなります。
不定期で修繕をしなければならないものの、定期的に発生する費用は基本的に固定資産税のみです。
マンションなら別途管理費・修繕積立金が毎月かかりますが、家賃がないのは大きなメリットだと思います。

若いうちに持ち家を購入した場合、年齢とともに内装や間取りがライフスタイルに会わなくなっても、持ち家であれば、内装や間取り変更できますし、間取りを変えたり、必要に応じてバリアフリー対応のリフォームも自由にできます。

◆持ち家を選ぶデメリット
 メンテナンス費用が自己負担

地震や火事、水害といった災害によって、建物に被害が生じた場合、経済的打撃が大きく、老後資金が不足する場合もあります。
行政で補助金をもらえる場合がありますが全額は難しく、また、条件を満たしている必要もあります。
また、建物のメンテナンス費用は自己負担、、、時の経過とともに老朽化します。
安心して長く住み続けるには定期的な修繕が必要です。
年金収入のみの生活で建物のメンテナンス費用が生じると、予想以上に大きな負担となることもあります。

賃貸のメリットとデメリット

賃貸のメリット、デメリットについて書いた記事、明るい家のイメージ

◆賃貸を選ぶメリット
 メンテナンス費用がかからない
 ライフスタイルに合わなくなった時、引っ越ししやすい

賃貸では、建物のメンテナンス費用は原則として所有者が負担してくれます。
そのため、設備が故障したり、大規模な修繕を行ったりするときも、費用負担がありません。

災害によって建物に被害が出ても、復旧のための修繕費用はオーナー負担となります。
住めない状態になれば引っ越しが必要になるかもしれませんが、持ち家のような災害リスクは回避できます。

さらに、賃貸なら簡単に引っ越しできるため、ライフスタイルの変化に対応しやすいといえます。

◆賃貸を選ぶデメリット
 家賃支払いが一生続く
 契約や更新ができなくなる可能性がある

賃貸住まいの場合、家賃を一生払い続けることになります。
家賃を払っても毎月の生活費に余裕があるなら、賃貸でも特に問題はないかもしれませんが、年金だけでは生活費が足りず、預貯金を取り崩す必要がある場合は、生活が立ち行かなくなってしまいます。

また、高齢になって安定収入がなくなると、賃貸借契約が難しくなったり、更新ができなくなったりする場合もあるんです。
保証人が必要になることも多くなり、頼める人がいないと契約を断られるケースもあって、60歳以上の方に賃貸するのはリスクがあると答えた大家さんは6割ぐらいいるそうです。(出典:(公財)日本賃貸住宅管理協会(平成26年度)家賃債務保証会社の実態調査報告書より「住宅確保要配慮者の入居に対する大家の意識」調べより)

持ち家にした場合、戸建てにするか? マンションにするか?

◆マンションに住むメリット
 セキュリティが高い
建物のメンテナンスを気にしなくてもいい

オートロックで管理人が常駐しているマンションであれば、セキュリティが高く、防犯上も安心度が高いと思います。
そして、マンションは、共用部分の清掃は管理会社が行ってくれます。
設備や外壁、屋根などのメンテナンスも大規模修繕計画などに基づいて行われるため、あまり気にする必要がありません。

◆マンションに住むデメリット
 管理費、修繕積立金がかかる
 集合住宅なので生活音などに気をつけなくてはならない

マンションは、持ち家であっても管理費・修繕積立金の支払いが必要、金額はそれぞれです。
建物の老朽化が進み、修繕費用に対して積立金が不足していると、途中で修繕積立金の額が値上げされることがあります。
また、戸建と比べると、マンションは生活音に気を付ける必要があります。
特に深夜や早朝の掃除機や洗濯などの生活音で、隣室の住人間でトラブルにならないように配慮が必要です。
災害などで停電した場合、エレベーターが使用できなくなる。高層階の場合は大変なことですね!

高い建物が建ち並ぶ街の風景写真です

◆戸建てに住むメリット
 自由にリフォームできる
 建物が古くなっても土地が資産になる

同じ持ち家でも、マンションより戸建てのほうが自由にリフォームできます。
間取りを大きく変更することができ、敷地に余裕があれば増改築も可能です。
建物が独立しているので、マンションに比べて騒音トラブルが起こりにくいのもメリットです。
また、戸建ては建物が古くなっても、土地が資産となります。
エリアに左右されますが、場所によっては土地のみで高い資産価値を有することもあります。
建て替えして、同じ場所に住むこともできます。

◆戸建てに住むデメリット
 管理やメンテナンスが大変
 防犯対策が必要

戸建ては、マンションよりも管理やメンテナンスの手間がかかります。
定期的に設備の交換、屋根・外壁のメンテナンスなどが必要になり、工事の手配や費用の準備は自身で対応しなくてはなりません。
メンテナンスを先延ばしにしていると劣化が進んで修繕が必要になり予定していた金額よりも高額になってしまう場合もあります。
また、敷地が広くて部屋の数が多い場合、空き巣などの被害にあうリスクが高まります。
「防犯カメラを付ける」「ホームセキュリティを導入する」といった防犯対策も必要です。
段差が多くある場合は、バリアフリー工事が必要になることもあります。
介護が必要になったときに、生活に不都合が生じ内容に事前に対策しておきたいですね!
費用は工事の規模によって変わってきますが、数百万円程度の負担が生じる場合も少なくありません。

都市部がいいか? 郊外がいいか?

老後の住まいは、立地にも大きな影響を受けます。都市部と郊外の物件では、住環境に大きな違いがあります。


◆都市部に住むメリット
 生活利便性が高い
 防犯対策が必要

一般的には高齢になるほど注意力が衰え、運転操作も遅くなります。
その為、車の運転に不安を感じるようになるかもしれません。
都市部なら公共交通機関が充実しており、電車やバス、タクシーなどを利用することで、マイカーがなくてもスムーズに移動可能です。
都市部であれば近くにスーパーや病院、公共施設、商業施設などがあるので、行動範囲が狭くなっても安心して生活できます。

◆都市部に住むデメリット
 交通量や騒音が多い

交通量が多いと騒音問題や排気ガスなど環境的に気になる場合がある。
余裕ある駐車スペースなどが確保しにくい。
 

◆郊外に住むメリット
 人混みや騒音などが少ない

家賃や物価が都市部よりも安く、老後に落ち着いた場所でのんびり暮らしたい場合は、郊外が適しています。
また、郊外の物件は、都市部に比べて家賃や物件価格が安いのも魅力です。

◆郊外に住むデメリット
 交通の便が都市部に比べて良くない
                                                                                                                                                                                 交通の便がよくなかったり、スーパーや病院が遠いなど、出かけるのが不便な場合がある。
持ち家の場合、都市部よりも資産価値が低くなりやすい。


まとめ

老後の住まいを考えるときは、『都市部か郊外か』『持ち家か賃貸か』『マンションか戸建てか』の3つのポイントを意識して検討しましょう!
それぞれの特徴を理解できれば、自身に合った理想の住まいが見えてきます。

そして、

もし、持ち家でまとまった資金が必要な場合は、「リ・バース60」「リースバック」といった高齢者向けのサービスを検討することもおすすめです。

さらっと説明させていただくと下記のような内容です。
どちらも金融機関で取り扱っている商品ですので、お付き合いのある金融機関に相談されてもいいかもしれません。

リ・バース60・・・住宅ローンの一種で満60歳以上の方が対象です。通常の住宅ローンでは元金と利息を毎月返済しますが、リ・バース60の毎月の支払いは利息のみなので毎月の返済金額の負担が小さいのがメリットです。
元金の支払いは、債務者が亡くなったときに担保不動産を売却して返済するか、現金で一括返済するかを選択できます。
注意:担保評価額の50~60%程度になります。
また、住宅ローンの残債が担保評価の50%程度残ってしまっている場合には、担保不動産の評価不足により融資を受けられない可能性がある。

リースバック・・・不動産売買と賃貸借契約が一体となったサービスで、自宅をリースバック運営会社に売却し、その会社と賃貸借契約を締結して毎月家賃を払うことで、売却後も同じ家に住み続けられます。
不動産取引なので、基本的に年齢制限や年収基準、家族の同居制限はありません。
また、賃借権は相続されるので、契約者にもしものことがあっても配偶者は住み続けられます。
注意:リースバックで自宅を売却する場合、売却価格が市場価格よりも安くなってしまう点がデメリットです。
また、契約の種類によっては一定期間後に引っ越しを迫られる可能性があり、同じ家にずっと住み続けられるとは限らない点にも注意が必要です。

住宅地をイメージした模型の家並みの

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老夫婦の後ろ姿の写真です

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この記事を書いた人

前職の経験を活かして、物件の撮影、チラシやホームページ、SNS など担当させていただいてます。
お預かりした物件のいいところや環境の良さなどを充分にアピールしていきたいと思っています。

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