数年前、国交省が各自治体でバラバラに情報提供されていた全国の空き家データを一元化することに決め、空き家情報を探しにくい状態から、全国どこからでも簡単にアクセス・検索することを可能となりました！
全国版空き家バンク
それがこちらです！
２つのサイトで運営しています。
・株式会社LIFULL URL: https://www.homes.co.jp/akiyabank/
・アットホーム株式会社 URL: https://www.akiya-athome.jp/
全国の空き家バンクの情報が見れます！
アットホーム株式会社のサイトを見てみると、
全国594の自治体から、5428物件が登録されています。（2021.12月現在）
そしてこのサイト優れていまして、
自分の住みたい地域から探すこともできますし、求めているテーマから探すこともできます。
テーマとは、「農地付き物件」・「古民家物件」・「店舗付き物件」などなどで、わかりやすく分かれています。
このサイトに行けば、調べたい情報がまるっと分かります(^.^)/
覗いてみるだけでも楽しいですよ！
支援制度も掲載しています
日本全国の自治体では、仕事・子育て・結婚・出産・住まい購入などに対して、補助金制度を行っています。
住宅購入に係る奨励金、子育て応援手当、住まい探しの経費補助金を行っている自治体もありますので、活用できるうちに一歩踏み出すのもいいかと思います。
その他、就学・就労支援、移住体験などの様々な支援制度を用意し、積極的に移住希望者へのサポートをしていますので、ご希望の地域の自治体に確認してみてください。きっと温かく対応してくれると思います(^.^)
この２つのサイトでも自治体の支援制度を掲載しているので、是非参考にしてください。
・LIFULL 地方創生 LOCAL MATCH URL: https://local.lifull.jp/localmatch/
・日本全国自治体支援制度 URL: https://www.akiya-athome.jp/akiyabank/hojyo-seido/
サイトに掲載していない自治体もあります。その自治体のホームページなども確認してみましょう。
そして支援制度によっては、その年度だけのものもあります。
※補助金が終了していたり変更していたりしますので、最新情報は各自治体のホームページなどをご確認ください。
ちなみに、ツナグ不動産が扱っている地域では、
・静岡市…空き家改修事業補助金交付制度 最大100万円 （空き家バンク登録物件のみ）
・焼津市…中古住宅流通促進奨励金 最大80万円 （R4.3.31までに契約）
・島田市…中古住宅購入奨励金 最大80万円 （R３年度）
・藤枝市…空き家活用・流通促進事業 最大170万円（R3年度）
各々細かい諸条件がありますが、結構な金額が出る場合があります。
ツナグ不動産のお客様には、手続きのサポートを行っております！
これまで静岡市・藤枝市で中古住宅を購入のお客様が、補助金申請を行いました。
計画以上に自分たちのお家が良くなり、より一層大切に思っている気持ちが伝わってきてこちらまでうれしくなりました！
ハザードマップや地形情報も！
アットホームのサイトでは、物件の周辺のハザードマップ情報や地形情報、生活支援情報などの関連情報を地図上で集約し、重ねて表示できる機能があります。
その中の「エリアリサーチマップ」は、学校やコンビニの位置だけでも分かりやすいのですが、揺れやすさや活断層の位置まで表示されてビックリ！
最近、各地で地震や豪雨災害などが起きています。ハザードマップなどでどういった災害リスクがあるのかを確認し、又、起きた場合の避難経路などを考えておくことが大切だと思います。ぜひチェックしてください。
・エリアリサーチマップ URL:https://area-rs.akiya-athome.jp/
全国の空き家ってどのくらいあるのか？
総務省が2018年に行った5年に1度の調査では、空き家は 848 万９千戸と、2013 年と比べ、29 万３千戸（3.6％）増となっています。また、総住宅数に占める空き家の割合（空き家率）は 13.6％と，2013 年から 0.1 ポイント上昇し，過去最高となっています。約７軒に1軒は空き家になるという計算です。
今後、さらに人口減少となっていくことを考えると、空き家の数は増加傾向になっていくと思います。
住宅の所有の関係で見てみると、持ち家が 3280 万２千戸で，住宅総数に占める割合（以下「持ち家住宅率」という。）は 61.2％となっており、
2013 年と比べ、0.5 ポイント低下しているしています。
持ち家住宅率の推移をみると、1973 年以降では1983 年の 62.4％が最も高く、その後は だいたい60％前後で推移しています。
今の世の中の流れや住宅事情をみると、1世帯の人数も少なくなっているので、建物や土地は小さくして不動産にあんまり入れこまないで、家族で旅行に行ったり、自分のスキルアップの為の習い事や趣味の為にお金をつかい、時間を使うことが主流になってくると思います。
空き家×リノベーション
空き家になったお家は、誰かからみたら「どうしようもないお荷物」かもしれませんが、誰かにとっては「とんでもない宝物」になる可能性があります！
空き家を、別荘にするのもいいし、ゲストハウスや古民家カフェや障がい者施設など…活用方法は様々。
新築を建てるよりコスト面でも購入しやすいですが、今の住宅にはない時間の年輪のような、ゆったりしたものが中古住宅には感じます。
そして「SDGｓ」の取り組みとして、中古住宅×リノベーションを検討してみてはどうでしょうか。
今までの日本の建築は、ビルや住宅を建て、古くなったら取り壊してまた建て直す “スクラップ・アンド・ビルド” でした。これらは、多くの資源やエネルギーを消費してきました。これからは、既存の建物や設備を活かすことで環境負荷の抑止に大きく貢献できる選択肢のひとつと言えますね。
