こんにちは。ツナグ不動産の松永です!
住んでいる状態(居住中)で売りに出している物件は、数多くあります。
そして、内覧には、間取りや写真だけでは分からない五感で感じるものがありますよ。
気になっている物件は、ぜひ内覧に行ってみましょう!
とは言っても、空き家の状態の物件なら気をつかわず、時間も気にせず、ゆっくり見れるけど…
まだお住まいになっている所をお邪魔して行くのは…少し気が引けるって思いますよね。
そうなんですよね。私も思います(^_^)
なので
まずは3つの事を意識して見に行ってみましょう!
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※ 内覧する前に ※
希望日時の候補 2~3つ用意しておきましょう
気になった物件を内覧したいとなったら、まずは不動産会社に連絡をしましょう。
その時に、
内覧の希望日時の候補を2~3つ用意しておきましょう。
いくつか挙げて頂けると、その後の日程調整がスムーズに進みます。
そして不動産会社にとっても、非常にありがたいです(^o^)丿
居住中物件は、売主様もお仕事などがありいつでも内覧可能とはいきません。
お互いの日程を調整するのは不動産会社の仕事ですが、希望日時の候補をいくつか挙げて頂けると、売主様との調整もスムーズになりとても助かります。
内覧の際の持ち物(おススメなもの)
日程が決まったら、準備をしましょう。
内覧の際に持参したい持ち物3つです。
- スマートフォン
- 間取り図
- 筆記用具
スマホには、カメラや方位磁針、ライトなどの機能が備わっている為、内覧時にはスマホがあると本当に便利ですよ。
方位磁針やメジャーなどのアプリが入っているかを事前に確認しておくと安心です。
写真撮影は、担当の不動産会社の方に確認してから撮影をしましょう。
間取り図は、不動産会社が用意してくれると思います。
その間取り図に寸法や気になった所などの書き込みをしていきましょう。
スリッパは不動産会社が用意する場合が多いですが、気になる方は持参されるといいと思います。
初めての内覧。まずは3つの事を意識!
いざ内覧!
内覧時、売主様が在席している場合と在席していない場合があります。私が扱った内覧では、ほぼ9割の方は在席していらっしゃいます。
なので、なかなか落ち着いて見れないかと思います。
そこで、まずは
次の3つの事を意識してみてください。
- 「この物件が本当に欲しいかどうか」
- 「致命的な不具合があれば購入しない」
- 「多少の不具合(修理補修で治るもの)は住む前に修理依頼する」
一度目の内覧は、この3つのことだけを考えて見にいってみましょう。
前向きに考えられる物件だと思えば、次は細かいところまで見ていこう。と進んでいければ、落ち着いて判断ができると思います。
不動産は高価な買い物です。しかも一生に一度の大きな買い物ですので、1回の内覧で決めようとしなくても大丈夫です!
この3つの事を考えながら、物件そのものを見たり周辺環境や外観などを眺めてみてください。
そのうちだんだん気持ちに余裕が出てくると思います。
そうなったら、次にその物件について詳しく見ていきましょう。
物件について見てみましょう
気持ちに余裕が出てきたところで、物件の外周りをみてみましょう(^.^)/
外回りチェックポイント
- 軒裏の腐食や外壁のコーキングや基礎のクラックがあるかどうか
- 駐車場スペースや駐輪場スペースは十分にあるか
駐車スペースと前面道路の幅などを確認しましょう。車は出し入れがしやすい方がいいです。車が必需品の静岡ですと、特に駐車スペースは重要になります。
そして、室内に入り、
室内チェックポイント
- 水回りにカビは生えていないか
- 天井の高さに圧迫感はないか
- 水漏れによるシミやカビなどはないか
- 床がブカブカしてないか、傾きなど感じないか
- 周辺に騒音や悪臭など気になる事がないか
居住中の物件は、内覧時にお部屋に家具などがある状態で購入を決めるしかないので、どうしても家具がある状態では見えなかった汚れや傷に後から気がつくということがあります。
空き物件では、自然損耗や経年変化などもあらかじめ確認して購入できますが、居住中の場合は全てを承知して購入とまではいかないところに注意が必要です。リフォームをする前提であればそこまで気にする必要も無いと思いますが、難しいところでもあります。
最近では、物件状態などを専門家(一級建築士)に診てもらうインスペクションを行う場合もあります。
ちなみに戸建て住宅で費用は約10万円位ですが、不動産自体が高い買い物ですので専門家に診てもらうことで安心して中古住宅を購入できると思います。
どこにお金をかけるのかは個人個人違うと思いますが、これからはホームインスペクションを行う人が増えてくるんじゃないかと私は思っています。
インスペクションとは
「インスペクション」、「インスペクション検査」とは、住宅の検査や診断のことを意味します。
ここでは、検査の資格をもった人が行う「既存住宅状況調査」について説明します。
これは、宅地建物取引業法が規定しているインスペクションで、建築士の資格をもち、既存住宅状況調査技術者講習を受けた人が行える調査になります。
調査対象は、建物の『構造』と『雨水の浸入』にかかわる部分になります。
具体的には、建物の傾き、雨漏り、躯体(基礎や柱など)の腐食などが調査されます。
ただし、これらに関連しない箇所に軽微な不具合や劣化があっても調査や報告はされないままとなります。
インスペクションのタイミング
「インスペクション検査」は売主・買主どちらも行うことができますが、
「インスペクション検査」を行うのは買主側なのが一般的です。
買主が、購入判断や将来のリフォーム計画を立てるために売主の同意を得て実施します。
購入することに決めた場合でも、インスペクションで目安が分かった修繕費などを資金計画に組み込むことができますしね。
ただし、売主の同意が必要となってきますので、いつでも好きなように検査を受けられるわけではありません。
そこで、ベストなタイミングですが、
「購入物件の申し込み後から契約前」だと思います。
なぜなら、このタイミングであれば、万が一欠陥や大きな問題が発見された場合でも、購入をキャンセルすることができるからです。
法的な権利や義務がなにも発生していないタイミングがホームインスペクションを実施するベストなタイミングだと思います。
ちょっと注意!
インスペクションは建物の安全性を保証するものではないため、万が一入居後に報告されていない不具合が見つかったとしても、インスペクションを行った会社に対して補修や保証を請求することができません。
この保証を付けるためには、別途「住宅瑕疵保険」への加入が必要があります。
内見時には少しの気遣いを忘れずに
住んでいるお宅を見学させて頂くので、少しの気遣いでお互い気持ちのよい時間を過ごせます。
本当に基本的マナーですが、
- 声の大きさに注意して下さい
- 売主様の私物にさわらないで下さい
- 売主様と価格交渉をしないようにして下さい
- 前もってトイレを済ませておいて下さい
- 室内の状況の評価はその場ではお控え下さい
- 畳をスリッパで歩く
- ゴミを捨てる等の行為はご遠慮下さい
- 敷地内で煙草を吸わないで下さい
また、内覧している中で、
「トイレやお風呂の排水が詰まっていないかみたい」
「クローゼットや押入の広さを見たい」
「部屋の大きさを測りたい」など
直接触る、ふれることを希望される場合は、間に入っている不動産会社さんを通して売主様に確認してもらいましょう。
そして忘れてはいけないのが、売主様の気持ちとしてはやはり売却となると少なからずご近所の目は気になりますので、出来るだけ大人数は避けましょう。
相手の気持ちを少し考えて、お互いが気持ちの良い時間を過ごせるようにしたいですね。
居住中の物件を内覧するメリット
居住中の物件を内覧できるメリットとしては、
1つめに、実際に住んでいてその物件の事をよく分かっている売主様から話を聞けるところです。
例えば、
- 季節や時間帯ごとの陽当たり
- バスの本数などの交通状況や利便性
- 近くのスーパーの品ぞろえなどの近隣施設の状況
- 近隣住民の生活音など
質問することで検討度合いが高まれば、売主様側のメリットにもなります。
2つめに、
家具や家電の配置イメージが浮かびやすいところです。
空き家の状態で売却している場合は、家具や家電を引き払っていることが多いです。
何も置いてない部屋だとひろーく感じますよね。
居住中の場合は家具・家電は配置されているので、住むイメージが湧きやすく検討度合いも上がりやすいのです。
不動産は「家」が商品でその商品の家を見に行くんですが、「家」だけではなくそこに住んでいる人、人柄、家に対する思いなどを売主様に会う事で感じられます。
こういうご家族が住んでいた家だから手入れが行き届いているんだ。もし何か不具合が起きた場合でも、経年劣化によるものなんだと納得ができる事が大きいですね。
これこそ居住中物件だからこそのメリットです!
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(もちろん、しつこい勧誘や営業は一切しませんのでご安心ください\(^o^)/)
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